おうちで練習する?しない?[まなびの小部屋#12]
隠れて努力するタイプ 耳塚です。
ハンドベルも数人で演奏することがほとんどです。各々で練習をしておくと、みんなで合わせたときに手っ取り早いですよね。
そこでよく聞く言葉は
「家で練習したときは出来たのに❗️」
合わせた時に一人だけリズムが違ったり、テンポが変わっていってしまったり。それを周りが指摘するとそんな言葉が出てきます。
それは正しい正しくないにかかわらず、自分なりの拍で練習してしまうからです。自分に都合よく出来ている“体内メトロノーム”が、出来ないところはゆっくりしたり、拍が合わなくなると帳尻あわせをしてくれるため、 出来ていると錯覚しやすいのです。当然みんなと合わせても合うはずもありません。
こんなときのおすすめは“体外メトロノーム”です。昔ながらの「カチッ、カチッ」という振り子タイプでも良いし、デジタルタイプでも良いです。いまはアプリでも入手可能ですよね。
ちなみに私はこちらで対応しています
メトロノームを使っても「合わないから止めちゃえ」ではなく、合うように練習することです。
合わないと感じていれば、そのうち合わせられるかと思います。合っているかいないか分からないという方は、みんなと練習することをおすすめします。
個人練習のデメリットは、違っていることに気づかないことです。一度身に付いてしまうとなかなかなおせないから不思議です。
ここで大切だと思うのは素直さです。仲間があなたのできない部分を出来るようにと尽くしてくれていることに対して、変なプライドで耳を傾けないのはもったいないです。ひとの言葉を素直に聞くことも、上達への近道ではないでしょうか。
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